今まで、二酸化炭素が地球温暖化に与える影響の数々を見てきました。ここで、何故二酸化炭素は地球温暖化に影響を与える主な悪玉物質として取り上げられるようになったのか、解説したいと思います。実は、地球温暖化と二酸化炭素が密接に関係があるのは事実です。以下のグラフを見てください。
(出典:ノースイースタン大学ホームページよりhttp://www.ccs.neu.edu/)
これをみると、字際に大気中のCO2濃度と気温にはなんらかの関係があることが分かります。
南極やグリーンランドなどの堆積している氷を採取し、その氷の中に閉じ込められている空気からCO2濃度を測定すると、各年代毎の空気のCO2濃度がわかる、というわけです(地下にいくほど、古い時代になる)これにより、産業革命頃からCO2濃度が増加している、という発見がなされ、気温観測と照らしあわせた結果、大気中のCO2濃度が地球の温暖化とかかわりがあるのではないか、という結論になったわけです。ところが、実は「気温が上がったからCO2濃度が増加したのか、CO2濃度が増加したから気温が上がったのか」という問いに対する明確な答えはありません。気温上昇とCO2濃度の増加には関連性が認められるものの、そのどちらが原因でどちらが結果なのか、という所は、科学的にははっきりと解明されていないようです。
しかし、温度が上昇すると、水に溶けていた気体はエネルギーを得て水面から空気中へ放出されます。CO2は海に大量に解けており、やはり、気温上昇により、海面近くのCO2が放出、CO2濃度の増加につながるのでは、という人もいます。これが事実であれば、人類はCO2増加による気温の上昇は、結果と原因を取り違えて大騒ぎしている、ということになります。また、今までの解説から、二酸化炭素濃度が増えても、ある一定のレベルで地球温暖化はストップする、ということを見てきました。であれば、人為的な二酸化炭素の排出と地球温暖化は実はあまり関連性がなく、むしろ自然のサイクルの一環として、今現在地球温暖化が進んでいる、と考える方が自然かもしれません。
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