地球温暖化は人類が輩出してきた二酸化炭素が原因でおこっている、といわれています。また、その理由は先ほど説明しました。その部分だけを見てみると、確かに二酸化炭素の排出量が増加するのは危険であるように思えます。しかし、この話には少し見落とされている点があります。それは、温室効果のあるガスは、二酸化炭素だけではない、ということです。この地球上にある温室効果のある気体の中で、最も多くの割合を占めているものは一体なんでしょうか?二酸化炭素ではありません。実は「水蒸気」です。
CO2濃度は、産業革命前の大気中の二酸化炭素濃度が約280ppm、現代は約380ppmだといわれています。約300年足らずでその濃度が40%近くも増加しているために、この部分を切り取って考えてみると、地球温暖化とCo2の排出量増加は原因と結果であるように思えます。実際に、人類が石炭などの化石燃料を多量に消費するようになった時期と一致しているために、自然界でのCO2吸収を超えるほどの、人類の化石燃料大量消費によるCO2が大気中に放出され、余剰分が蓄積されているのだろうと予測できます。
ところが、水蒸気の濃度は、「数千〜数万ppm」という濃度です。(濃度が安定しないため、温室効果ガスには含まれないらしい)しかし、この濃度差をみると、たしかに温室効果があるCO2が40%増加した、といっても、実際に「温室効果のある気体」の割合からみると、非常に微量である、ということがわかります。「温室効果を生み出している気体の割合=90〜97%が水蒸気 + CO2などを含むその他の気体」ということです。
この結果から、実際問題として、CO2の増加によって地球温暖化はすすむが、目に見える程の効果のある温暖化にはならないだろう、と考えられます。
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